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元気で明るいきみつこんにちは、街中にかわいい女の子増えてません?どうなってんの?
今日はKDWカップで落としちゃったバウデッキと再会できたお話
ばいばい、バウデッキ
KDWカップ終了後の片付け時に横着したせいで、桟橋から落ちていった僕のバウデッキ。
フィッシングガレージさんのFRPバウデッキにショットカット加工したX-5マウント。
RAMマウントとKDWマウントノブも付いていた僕の大事なバウデッキ。
どんぶり勘定ですが全部の合わせた金額合計は約9万円くらい。
ぼくは本当ににうつけものです。
とりあえずカップの様子はこちら。

僕のメンタル
まぁ僕がメンタルが弱いせいで、けっこう今回馬鹿な事を考えてしまいました。
高価な物を落としてしまったパニック。無いと釣りが出来ないバウデッキ。
ボート引退も一瞬頭によぎりました。
そんな冷静さを欠いた僕の出した答えは「自分で潜る」でした。
結果として今回潜らずにダイバーさんに頼んだのですが、冷静さを欠くと人間とんでもない判断を下そうとしますね。
もし周りに釣り具を奉納してしまった方がいた場合、その人のメンタルケアと絶対に自分で潜ることをさせないようにしてあげてください。
僕も今回は何度も何度も自分で潜るか、ダイバーさんにお願いするか迷ってしまい、それでも周りの意見を聞いて、周りに支えられてダイバーさんに頼む決意が出来ました。
本当に周りに恵まれました。
ダイバーさんのご紹介
今回、カケヅカさんのブログからこの方にたどり着きました。カケヅカさんからもKDWカップの際に吉野さんのことを聞いていたので、安心して頼むことができました。
ダイバーの吉野さんは国家資格の潜水士を取得していてプロ中のプロ!つまりプロプロのプロです。
朗らかで親しみやすいお人柄でとても良い方でした!!
ブルーマリン
吉野 康弘さん
電話 0462603399
携帯 08041650810
http://sentei.blmarine.com/
参考になったカケヅカさんのブログはこちら。まず、こちらから読むとスムーズです。
これは潜行しますってハンドシグナルできみつ死ねってことではありません。水に入ってく瞬間てなんだかかっこいい・・・
タックル回収料金諸々
今回いろいろとお話しを聞けたのでお願いする際の参考にしてください。
◆料金:29,000円(淡水・海水問わず)燃料費の値上げにより値段改定済み。
海水の場合は船を出す場合場所にもよるが相模湾で+30,000円。それ以外は要相談。
吉野さんが船をお持ちなので海でも出張可能。
◆回収可能範囲
関東エリアなら出張OK
淡水の場合は約20mまでなら潜行可能。
海水は約60mまで潜行可能。
海水は岸から約100m以内なら泳いで行ける。
それ以降は船のチャーターで現場に。
淡水もポイントまで船が必要な場合はレンタル必須。(もちろん依頼者持ちです)
回収率は8割くらい。回収できなくても料金はお支払い。
20mからもタックルを回収できたことがある。
海は視界が良いので50mでも回収経験有り。
リールがアンカーのようになって意外とポイントから動いていないことが多い。
やっぱプロの方はすごいですね。20m下のタックルなんて僕らなら絶対諦めちゃいますよね。
他にも桟橋から会社のスマホを落としちゃった方がいて、それを回収したこともあるそうです。その人ドキドキだったでしょうねwww
おかえり、バウデッキ
実は今回結構難航していたんです。
台風後の濁り、満水、曇りで日が差さない。
4mでも視界が真っ暗とのことでプロの方でも厳しい状況でした。
潜行開始から1時間、酸素も減ってきて吉野さんが浮上して来るたびにドキドキしたのですが、なかなか見つからないですね・・・との悲痛な声が。
ぼくこういう時にめっぽう運が無いのでも正直諦めかけていたんですが、
とうとうその瞬間がやってきました。
今回SHINNGIさんがクソコラとして作ってくれました。爆笑しましたwww
ちなみに諦めていたので回収時の動画は無いですwww。ぼーっと座っていました。引退かな。。。とか思ってましたwww
からのありましたーという声でバウデッキを受け取ってからのこのテンションです。
ちなみに赤丸の場所で落として、黄色丸の所で見つかりました。
だいぶスライドしていますね。
濁りによる視界の悪さとデッキがほぼ湖底の泥に埋まっていたため、ぎりぎりでの救出となりました。
吉野さん本当にありがとうございました!
なぜ、素人が潜ってはいけないのか
今回せっかくなので吉野さんに色々と聞けましたので記載します。
まずはさっきの写真でも見た通り、意外と真下に物は落ちません。
こんなに移動しているとは夢にも思わないので、まず素潜りでは見つけるのが難しいです。
そして、僕らは酸素ボンベも持っていません。息が出来ないというのは大きなデメリットとなります。
そして、視界の不良。この二つが重なった時に素人が陥りやすいのが、
「パニック状態になる」ということだそうです。
体の自由も陸とは違い、息ができない状態で視界も真っ暗。慣れていないとメンタルが崩壊するそうです。
そして、淡水の一番怖いところは「沈み物が多い」ことだそうです。
今回も桟橋付近でしたが、かなり木が沈んでおり、その木に結構な量の釣り糸が絡んでいたそうです。
もう、この時点で皆さんはその先の未来が想像できるかと思います。
視界0で息も出来ない極限状態の際に、木や釣り糸に足が引っかかった際に、得体のしれない何かに足を引っ張られていると錯覚することがプロでもあるそうです。
僕は今考えると震えるほど怖くなっています。
本当に周りに止めてもらってよかった。
29,000円で救ったのはバウデッキだけでなく、ぼく自身の命でもあったのです。そう考えると格安ですよね。
今回はかなり真面目な記事を書かせていただきました。
本当にいい経験になりました。
今後同じ体験をするであろう方はぜひダイバーさんに頼んで見てください。命あっての物種でお金で解決するって素晴らしいことですね。
今回はこんな感じ!元気で明るいきみつ(陰キャ)でした!ばいばーい!!